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「密室」で選ばれた広域連合議会議員

 来年4月から実施される後期高齢者医療制度の事務を担当する「山口県後期高齢者医療広域連合」(以下、広域連合)の議員を選出する選挙が、各市町議会の議員に周知されないまま、実施されていた疑いが出てきました。
 広域連合議会の議員定数は、市長4人、町長2人、市議会議員4人、町議会議員2人の計12人と定められ、①市長会、町村会、市議会議長会、町議会議長会の推薦があった者、②県内の市町議会議員の総定数(市議会457人、町議会134人)の10分の1以上の推薦のあった者、のいずれかを候補者として、それぞれの定数を超える候補者があった場合は、市町議会ごとに選挙が実施され、得票の多い者から選ぶ仕組みです。
 広域連合議会の初の選挙は今年2月1日に告示され、同15日~21日まで候補者の受付が行われましたが、候補者は4団体の推薦があった計12人にとどまったため、「無投票」で議員が決定されました。
 選挙の告示にあたっては、選挙長(広域連合事務局長)が各市町議会の議長に「広域連合議会議員の選挙について」と題した文書を送り、このなかで選挙の「告示」をするとともに、「貴議会を構成する議員の皆様にも、御周知いただきますようお願いします」と記されていました。
 ところが、28日時点で宇部、山陽小野田市議会では、議員に対する「周知」がされていないことが判明しました。これは「被選挙権」をもつ議員に選挙の告示を行わないまま、選挙が行われたことを意味します。看過できない重大な問題です。
 また、市議会議長会推薦の4人の補欠選挙が5月1日で告示され、22日から本日28日まで候補受付がされていることもわかりました。
 これは、広域連合議員の任期が「議員としての任期による」とされ、美祢市議会議長の任期切れにあわせ、他の3市議会の議長も辞任したため、定数4で選挙が行われたためです。
 これで2度にわたって、有権者であり、被選挙権をもつ議員に、選挙があることすら知らせないままの「密室選挙」が行われたことになります。許しがたいことです。

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