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■ターミナルパーク構想で岡山市視察

 1月14日、吉田達彦事務局長は、新山口ターミナルパーク構想と同様の事業を実施中の岡山市を訪ね、担当部局から事業の経過と概要などのレクチャーを受けました。応対していただいたのは、都市整備局交通政策課駅西口整備室の頼経秀智室長と同室の横山浩三氏。

 岡山市は今年4月に政令市に移行する大都市。山陽と山陰、四国方面を結ぶ文字通り交通結節点に位置しています。岡山駅は山陽、吉備、伯備、津山、瀬戸大橋、赤穂、宇野の7在来線と新幹線が乗り入れており、ホーム数は在来線10、新幹線4の14あり、1日の乗降客数は12万人です。バスも8社が乗り入れています。

 東西連絡道と駅広場整備を基本とする構想を発表したのは2002年3月。以来、事業化の周知、レイアウトの変更、施設配置について、それぞれパブリックコメントを実施し、計270件の意見が寄せられたそうです。主な意見は利便性向上やバリアフリー化、バス停への円滑な移動確保などで、意見にもとづいてエレベーターの位置やバス停の配置などを変更しました。

 事業費は東西連絡道38億円、西口広場107億円の計145億円。いずれも交通結節点改善事業(補助率2分の1)を活用して施工されています。市の財政負担は、東西連絡道で19億円(起債75%、一般財源25%)、西口広場55億円(起債63%、一般財源37%)の計74億円にのぼります。

 驚いたのは西口広場建設に伴うJR西日本への補償金です。広場用地の確保のために在来線の一部を撤去し、駅舎を橋上化するなどのため、JR西日本に51億7000万円もの補償金を支払っています。西口広場の建設と、それにともなう駅舎のリニューアル、東西連絡道などでJR西日本が大きな恩恵を受けることは確実です。にも関わらず、同社は1円も負担しないとは道理にあいません。

 いずれにしても、岡山駅での交通結節点改善事業は、規模の大きさとJR負担のあり方に疑問が残るものの、事業の必要性については、ある程度納得がゆくものでした。

 一方、山口市が計画している新山口駅ターミナルパーク構想は、岡山市と同様、東西連絡道と駅前広場の建設を計画していますが、事業費は180億円と想定されています。しかし、新山口駅の乗降客数は1日14,000人程度。岡山駅の8分の1にすぎません。どう考えても過大です。「身の丈に応じた」規模への縮小が必要だと感じました。

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