■2009年9月議会・久米慶典一般質問
基地のたらい回し許すな
久米慶典議員は、鳩山首相が沖縄県普天間基地の県外移設を前提に計画を見直すと表明したことにふれ、「一部報道では普天間の米軍ヘリ部隊が岩国に移転するのではと伝えられた。国内たらい回しだとその危険は大。あくまで海外移設すべきであり、ヘリ部隊来るなと改めて国に表明すべき」と求めました。
二井知事は、「1996年のSACO合意の経緯もふまえて対処する。KC130の先行移駐やヘリ部隊の追加移駐は認めない」と明言しました。
今こそ国にモノ申す時
久米県議はまた、民主党が連立政権合意で米軍.再編は「見直しの方向で臨む」と明記したことを指摘し、「県民の声を受け、空母艦載機の岩国移転や愛宕山への米軍住宅構想に反対だときっぱり国にいうチャンスだ」と知事の態度表明を迫りました。
二井知事らは「見直しの内容をよく見極め、岩国市の意向を尊重し、質すべきは質す」とのあいまいな答弁にとどまりました。
核密約の究明を
核密約問題について久米県議は、「岡田外相が核密約の存在の調査を事務次官に命じた。これまで日本共産党は一貫して、真相究明を求めてきた。県議会も非核平和山口県宣言を決議しており、県もあれは国の問題とするわけにはいかない」と強調。しかし、知事は、政府が調査中で、「知事の見解を言う状況ではない」と逃げました。
知事の責任は重大
上関原発問題について質問した久米県議は、中国電力が関係漁民・住民の反対を押し切って埋め立てエ事の着工を急ぐ背景と原因は、昨年12月に知事が埋め立てを許可し、「1年以内に着工を」と期限を切った指定書までつけたところにあると指摘。「地元の理解は何ら得られておらず、現時点では工事を中止すべきだ」とのべました。
二井知事は、「埋立免許は法にもとづいて適正に審査したものであり、免許を出した以上は中電にエ事中止を求めるわけにはいかない」と突っぱねました。
また、久米議員が、祝島の人たちは知事との直接対話を求めていると質したのに対し知事は、「個人的には祝島の人の気持ちはわかるが、原発による街づくりをとの意見もまた多い」と無責任な態度にとどまりました。
独自の上乗せを
久米議員は新型インフルエンザ対策についても、①発熱外来機能を有する医療機関を確保すること、②保健所の相談体制は24時間対応に、③子どもや高齢者へのワクチン無料接種へ県独自の上乗せ支援をすることを要求しました。今村健康福祉部長は、低所得者世帯への軽減措置は国が検討しているとのべ、県独自の上乗せの考えは示しませんでした。
(2009年9月30日)
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