« 2016年6月 | トップページ | 2016年9月 »

2016年8月

●愛宕山開発で中四国防衛局要請

愛宕山開発用地での工事についての住民説明会開催を

 防衛省が岩国市の愛宕山開発跡地で進めている「米軍への提供施設の建設工事」によって、牛野川に泥水が流出、大規模な法面工事による水害の拡大、工事現場周辺の交通規制による渋滞などの問題が生じていることを受け、8月25日、地元の「愛宕山を守る会」など市民団体有志が中四国防衛局と交渉を行いました。
 これには、日本共産党の大平喜信衆院議員、松田一志岩国市委員長、県議団の吉田達彦事務局長らも参加しました。
 参加者からは、「降雨時に流れ出る泥水で、ホタルが生息している環境が破壊される」、「説明もなしで近くの法面で工事が行われ、不安」、「工事によって道路が通行止めにされると困る」などの不安の声が続出。
 松田氏らは、「これだけ問題が噴出する元凶は、防衛省による『環境アセス逃れ』にある。せめて、住民説明会を開催して、住民の声を聞いてほしい」と繰り返し、要望しました。
 防衛局側は、「検討させてほしい」と即答を避け続けました。

20160825atagoyama_s

●公有水面埋立免許延長申請の許可に抗議

村岡知事が暴挙

上関原発用地の埋立免許の延長申請を許可

「原発ゼロ」の民意を無視  工事着工は中国電力に「延期要請」


 村岡嗣政知事は8月3日、中国電力が上関原発建設のため、山口県に申請していた公有水面埋立免許の延長申請を「変更に正当な事由がある」と許可しました。

 同時に「発電所本体の着工時期の見通しがつくまでは、埋立工事を施行しない」よう中国電力に要請しました。

 村岡知事は、「国のエネルギー政策上、上関原発計画の位置づけは不透明。現時点においても、延長申請があっても認めることはできない」などとした二井関成元知事の「法的整理」を引き継ぐことを公約していました。公約違反は明々白々です。

 村岡知事は、中国電力が国から「上関原発に係る重要電源開発地点指定は引き続き有効。解除することは考えていない」との見解を得たことで、「上関原発の国のエネルギー政策上の位置づけが当初免許時と変わることなく存続し、今後も存続する見通しであること」が確認できたことを許可した理由にあげています。

 確かに、県が埋立申請を免許した2008年10月当時、上関原発計画は原発の「安全神話」を信奉していた国のエネルギー政策にしっかり位置づけられていました。
 しかし、2011年3月、福島原発でメルトダウンという過酷事故が発生。「安全神話」は完全に破たんし、現在の国のエネルギー政策に原発の新増設は一切、位置づけられていません。

 上関原発の「重要電源開発地点指定の解除は考えていない」との経産省見解を金科玉条にして、「国のエネルギー政策上の位置づけが当初免許時と変わることなく存続」していると結論付け、埋立免許を許可するなど暴論です。

 住民の安全より、「原発回帰」を強める安倍自公政権の意を忖度した恥ずべき政治判断は到底、県民の理解は得られません。

 共産党県議団は5日(写真)、上関原発をつくらせない県民の会は10日、それぞれ、許可の撤回を求める申し入れを行いました。

Kouyusuimen_yosei_20160805

« 2016年6月 | トップページ | 2016年9月 »

最近の写真

  • Okashiidaro