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●オスプレイ墜落で危険高まる瀬戸内海●

オスプレイ墜落は空中給油訓練中

 在沖縄米海兵隊は12月19日午後、沖縄県名護市安部(あぶ)の浅瀬で13日夜に発生した墜落事故を受けて停止していた垂直離着陸機MV22オスプレイの飛行を、事故原因となった空中給油を除いて全面的に再開しました。

 オスプレイの飛行再開について沖縄県の翁長雄志知事は19日、「言語道断」と批判、午後に県庁で行った記者会見では、険しい表情で「県民を一顧だにしない日米政府に強い憤りを感じる」と強く抗議しました。

 事故原因も明らかにならないままの飛行再開は、まさに「言語道断」です。山口県にとっても他人事ではありません。

 米側は、墜落に至った要因として、「空中給油訓練中のオスプレイが、空中給油機から延びた給油ホースを切断し、自機のプロペラの損傷により、安定した飛行ができなくなった」と説明しているからです。

岩国基地所属機が瀬戸内海上空で空中給油

 今年5月17日、「USA Military Channel」に、瀬戸内海上空で米軍機が空中給油している映像(約17分間、㊦に1カット)が公開されました➡ソースはこちら。

Kc130_fa18_kyuyu

 映像の説明では、「瀬戸内海上空で空中給油を行う、在日米軍岩国基地所属の海兵第 242 全天候戦闘攻撃中隊 (VMFA-242) の FA-18Dホーネット攻撃機2機と海兵第 152 空中給油輸送中隊 (VMGR-152) の KC-130J 空中給油機」とされています。

大平室の問合せに米軍は「コメントせず」

 この映像について、日本共産党の大平喜信衆院議員(中国ブロック)事務所が、防衛省に問い合わせたところ、防衛省は、①KC-130がどこで空中給油訓練をおこなっているか、米軍の運用に係ることで承知していない、②指摘の動画は初めて見た、③事実関係については、米軍に問い合わせて回答する、と説明。
 9月初旬に寄せられた米軍の回答は、①KC-130がどこで空中給油訓練をしているかは、運用に係ることで明らかにしない、②「USAミリタリーチャンネル」は、米軍の公式サイトではなく、動画の信憑性等についてコメントする立場にない、というものでした。

 また、航空管制を所管する国交省とのレクチャーで、「曲芸飛行、編隊飛行は、航空法で一定の規制があるが、空中給油は、該当しない」こともわかりました。(※航空法は民間航空機を対象にした法律。民間航空機が空中給油することは想定外のため)。

山口県上空でも空中給油の可能性が

 米軍が「どこで空中給油訓練をしているかは、運用に係ることで明らかにしない」以上、山口県内を含め、どこでも実施している可能性があります。
 KC-130空中給油機が配備されている岩国基地には、墜落した普天間基地所属のオスプレイが頻繁に飛来しています。

 中四国防衛局からの情報をもとに、山口県がまとめた飛来記録によると、今年2月から12月初旬までの間、岩国基地には、62日、延べ78機のオスプレイが飛来しています(㊦図)。

 瀬戸内海でも、陸地でも、住民が住む上空での空中給油機は禁止されるべきです。

Osupurei_hikokiroku_2016

(2016年12月20日記)


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