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●岩国市議会全協―国が艦載機の「先行移駐」を合理化②●

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(前項から続き)

焦点④ E-2Dの配備前訓練は「先行移駐」そのもの

一旦、空母に帰るから先行移駐ではない

 この2月からE-2Dの配備前訓練を実施することについても質問が集中。「移駐を容認していない現状では、『先行移駐』ではないかとの懸念を抱かざるえない。訓練内容となぜ岩国で訓練を行わなければいけないのか、その理由を示せ」と迫りました。

 宮澤政務官は、以下のように説明しました。

 ①2~3カ月程度、岩国に前方展開し、配備前訓練を実施する。

 ②訓練を実施した後は、一旦、空母ロナルドレーガンに搭載される。

 ③訓練内容は、第5空母航空団、空母ロナルドレーガン及び海兵隊岩国航空基地と一定期間の空域慣熟訓練、地上管制慣熟訓練等を実施する予定。

 ④配備前訓練を岩国基地で実施する理由については、E-2Dを支援する施設が岩国飛行場にしか存在しない、と説明を受けている。

「米軍の運用に関わる」事項は全て秘匿

 共産党の山田泰之市議は、早期警戒飛行隊について「E-2Cは4機だった。E-2Dに変更し、5機とされている。なぜ、変更されたのか。岩国基地にしかないという『支援施設』の内容も説明すべき」と追及。

 宮澤政務官は、「米側からは、航空機の機数は、その時々で変動しうるものである。運用や時々の情勢において、適正な体制を維持するためのものと説明を受けている。岩国基地にしかない支援施設に関しては、米軍の運用に関することなので、答えられない」と突っぱねました。

発表通り、E-2D5機が岩国基地に「先行移駐」

 2月2日15時過ぎ、早期警戒飛行隊のE-2Dが5機編隊で、岩国基地に飛来、「先行移駐」されました。

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移駐機数も「米軍の運用」次第

 関連して、共産党の小川安士市議が、「今回の説明では、ロードマップで59機とされていた移駐機数が61機となっている。詳細を明らかにせよ」と説明を求めました。

 宮澤政務官は、「米側は公表を差し控えており、(今回の機数は)通常の運用から導き出したもの。FA-18の1飛行隊は12~13機で運用されている。想定しているのは、FA-18が4飛行隊で48機、EA-18Gが6機、E-2Dが5機、C-2が2機、という見込みで61機と言っている」と答えました。

 前述の説明と考え合わせれば、「運用や時々の情勢において、適正な体制を維持するため」に、FA-18の4つの飛行隊が13機で運用され、52機となる可能性もあることを示しています。

(続く)

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